外注or自作?複数人の名刺を安く手軽に作るヒント【無料名刺作成ツールCARDie】

外注or自作?複数人の名刺を安く手軽に作るヒント【無料名刺作成ツールCARDie】 コラム

名刺を作成しようとした場合、複数人の名刺を手軽に安く作りたいといったことはあるでしょう。

この記事では、複数人の名刺を作成するヒントについて、次の2点に絞ってご紹介します。

  • 複数人の名刺を外注で作る際のコストダウン方法
  • ツールを使って複数人の名刺デザインを一発で作る

わずらわしい作業を効率化したい企業の総務担当者などは、どうぞ最後までお読みいただき、空いた時間を生産性の高い業務へと回す一助としてください。

複数人の名刺を外注で作る際のコストダウン方法

複数人の名刺を外注で作る際のコストダウン方法

近年はリモートワークなどオンラインによるビジネスが主流になりつつあり、会社へ出社することも少なくなった人も多いでしょう。

そうなると必然的に名刺交換の機会も以前よりは減っており、1人辺りが持つ名刺の枚数も少なくて済むようになりました。

とはいえ、それでも人数分の名刺を用意しなければならないのは変わらず、その時に気になるのはコスト問題かもしれません。

当然のことながらコストパフォーマンスの良い名刺作成の方法は同一デザインで大量の枚数を発注することで、少量ずつ多種類のデザインを発注するのはもっとも効率の悪いコストのかけ方です。

この時、できる限りコストをかけずに少量多種類の名刺を作る、次の方法をご提案します。

オフセット印刷とオンデマンド印刷を併用して作る

名刺などの印刷を請け負う会社が通常採用している印刷方法には、オフセット印刷とオンデマンド印刷という2つの方法があります。

これはそれぞれ一長一短があるのですが、その特徴をうまくいかすことで、最低限の経費で抑えることが出来るのです。

この仕組を説明する前に、まずはオフセット印刷とオンデマンド印刷それぞれの特徴を説明します。

オフセット印刷とは

普段目にするチラシやパンフレットなどほとんどの印刷媒体に採用されている、現在の印刷業界でも主流となる印刷方法です。

オフセット印刷の特徴として、より高精細の印刷物を大量に製作するのに適しており、金や銀などの特色印刷にも向いています。

反面、少部数の印刷の場合は1枚あたりの単価が高額になる傾向にあります。

オンデマンド印刷とは

対して高速デジタル印刷機にて、少部数を印刷することに特化した方法がオンデマンド印刷です。

納期も早くスピーディな対応が可能ですが、広範囲なベタ塗りや精密なグラデーション印刷などの再現性はオフセット印刷に一歩劣ります

合わせ技がコスト削減の決め手

このような2つの印刷方法のいいとこ取りで複数デザインの名刺を少量ずつ作るには、オフセット印刷とオンデマンド印刷の合せ技を用いるのがおすすめです。

最初にベースのデザインを大量にオフセット印刷で作成

それを印刷会社に保管しておいてもらい、必要に応じて個人名をオンデマンド印刷で作成して納品してもらうといった流れを取ることで、少量多種類の高品質名刺が作成できます。

この方法であれば、新入社員や部署異動した社員の名刺を1人分だけ追加で作るといった、細かい対応が可能なのです。

これはネット印刷の業者などでは対応してくれないかもしれませんが、懇意の業者があれば相談してみる価値はあるでしょう。

>>名刺の印刷はオフセット印刷とオンデマンド印刷どちらがいいの?

ツールを使って複数人の名刺デザインを一発で作る

ツールを使って複数人の名刺デザインを一発で作る

オフセット印刷とオンデマンド印刷を組み合わせることで、最低限の経費削減はできますが、それでもある程度の金額がかかってしまうことは避けられません。

小さなオフィスなどで本当に少部数ずつ数人だけの名刺を、できる限り安価で作る方法としては、やはりパソコンとプリンターを使って自作する方法が考えられます。

しかしこの方法では、まずデザインを制作し、その上で個々人の名前や肩書を入れ替えたデータを用意しなければなりません。

これは想像以上に手間と時間がかかる方法で、ビジネスの効率化を考えた場合あまり適した方法とはいえないでしょう。

新サービスCARDieでかんたんデザイン制作

おしゃれな名刺デザインが無料で手に入る!新サービス【カーディ】ってなんだ?

そんな時に検討してもらいたい方法が、株式会社レスタスが新サービスとしてリリースした、無料で使える名刺作成ツール【CARDie】の活用です。

このツールを使えば、複数人の名刺もまとめてデザインすることができます。

表計算ソフトで一括管理

表計算ソフトで一括管理

エクセルやGoogleスプレッドシートといった、ビジネス現場で一般的に使われている表計算ソフト。

【CARDie】はこうした個々人の名前や所属を入力した社員名簿を、ソフト内に一発で取り込むことができ、そのままデザイン作成を一括して行うことができます

CARDieがもたらすメリット

無料で使える名刺作成ツール【CARDie】では、他にも名刺を作るお助け機能がいくつも搭載されており、数々のメリットを享受することができます。

無料でプロのテンプレートが使える

無料でプロのテンプレートが使える

CARDieに限らずこうした名刺作成のためのツールでは、プロがデザインした数々のデザインテンプレートを、すべて無料で利用することができます。

そのすべてがハイクオリティでおしゃれなデザインばかりですが、CARDieの場合はそれを自作名刺用にダウンロードしたり、そのまま印刷発注へと回すこともかんたん。

もちろん色替えや企業ロゴの挿入などカスタマイズも自由自在で、印刷派、自作派どちらの場合でも便利に使えるのがCARDieの魅力です。

WEB名刺も対応可能

WEB名刺も対応可能

昨今では名刺交換の機会が減っているどころか、リモートワークが主流となり機会そのものが損失しています。

そこで台頭してきたのがWEB名刺で、コロナ禍の影響もありますますその重要性が増してきました。

CARDieでは印刷用デザインを作ることができるだけでなく、なんとWEB名刺にも対応。

しかも、そのデザインも無料で作ることができるのです。

>>オンライン時代の名刺交換【WEB名刺】ってなに?無料作成方法の紹介

印刷を頼んでも格安対応

もともとが印刷会社が運営しているインターネットツールのため、デザインデータのダウンロードをしてオフィスのプリンターで自作するだけでなく、CARDieではそのまま印刷名刺を頼むこともかんたんに行なえます。

しかも100枚で1,078円(税込)からという格安価格での印刷を実現。

自作する場合の用紙代とインク代を合わせたら、手間と時間を考えた場合印刷を頼んだほうが得策といえるかもしれません。

CARDieのデメリット

CARDieのデメリット

このようにCARDieの持つメリットばかりをご紹介しましたが、当然のことながら多少のデメリットもあります。

その最たるものはまだまだスタートしたばかりの新サービスのため、収録されているテンプレートが少ないといった点です。

2021年3月30日現在218のテンプレートが収録されていますが、これは競合他社のサービスと比べても、けして多いという数字ではありません。

しかし、Twitterにてデザインコンテストを行うなど、日々テンプレート数も増えていっているのが現状ですので、今後の展開に期待したいところです。

まとめ

この記事では、小規模企業などで複数人の名刺を少部数ずつ作る際の、費用と手間のコスト問題を解決する2つのヒントをご紹介しました。

ここで紹介した株式会社レスタスの新サービス【CARDie】は、まだまだ成長中のサービスでもあり、これからがますます期待できる新ツールです。

こうした新しいビジネスツールをうまく取り入れ、業務の効率化と経費削減策を行っていくことが、企業経営においては欠かせない考え方なのは間違いありません。

手段選び、業者選びなど、その場その場で最適解を探して、健全な企業経営の一助としてお役立てください。

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