- 初対面でインパクトを残せるおしゃれな名刺が欲しい。
- 当たり前じゃない可愛い名刺が欲しい。
こんなお望みをお持ちの人におすすめする、正方形の名刺はいかがでしょう?
この記事では、通常の長方形の名刺とは違い、圧倒的インパクトを持った、おしゃれでかわいい正方形名刺についてご紹介するとともに、印刷会社にオーダーする際の注意点を解説します。
ハンドメイド作家などフリーランスクリエイターや、パーソナル名刺だけでなく、カフェやサロンのショップカードにもおすすめな、正方形名刺の魅力をどうぞ垣間見てください。
正方形名刺は個性を際立たせるビジネスの飛び道具

名刺といえば、長方形のものという常識は、通常のビジネスシーンではあたりまえのものです。
しかし、ちょっと普通とは違った名刺を用意して、自身のブランドアピールを行うのは、イラストレーターやWebライター、ハンドメイド作家など、フリーランスで活躍するクリエイターにとっては有効な戦略です。
一般的なビジネス名刺には利用しづらい正方形名刺も、こうしたクリエイターにとっては、ビジネスシーンである種飛び道具ともなりうる、強力なPRツールとして活躍してくれます。
正方形名刺はおしゃれさが段違い
正方形の紙製品といえば、パッと思いつくものに、飲食店で利用されるコースターがあります。
お店のブランドイメージを、ロゴやイラストで的確に伝えるコースターを、小さくしたサイズ感を思ってもらえればイメージしやすいと思いますが、正方形名刺はそんなコースターに通じるおしゃれでかわいいカードです。
通常の名刺のような情報を羅列する名刺ではなく、表面をアイキャッチとして利用することで、圧倒的におしゃれなカフェやBarのようなイメージを演出できます。
正方形名刺のメリット
正方形名刺のメリットといえば、やはり第1にあげられるのが「目立つ」ことです。
長方形があたりまえの名刺というビジネスツールの中で、正方形という変わった形は、圧倒的なインパクトを残すことができるでしょう。
特にフリーランスのクリエイターにとっては、ロゴやイラストで紙面をおしゃれに演出することで、自身のブランドイメージをより効果的にアピールすることができます。
また、通常の名刺よりはこぶりなサイズとなりますので、数量を持ち歩く場合にもかさばらず、パーティなど大量に名刺を配る可能性のある時には重宝するでしょう。
店舗型ビジネスの人にとっては、スタッフの名刺だけでなく、ショップカードと兼用した場合、裏側の一面に住所や地図情報を入れたQRコードを印刷するなど、特殊な形を活かしたおしゃれなデザインも、正方形名刺を使うメリットと考えられます。
正方形名刺のデメリット
フリーランスクリエイターなどには向いている正方形名刺ですが、逆に個性的過ぎるきらいもあるため、一般的なビジネスシーンでは使いづらいというのが、大きなデメリットともなります。
また、正統派な長方形とは違うため、デザインのコツも少々違いがあります。
ビジュアルをうまく使ったデザイン以外ではバランスが取りづらく、デザインを自作する場合、なれない人にとっては少々難しいかもしれません。
正方形名刺を作る時の注意点

では、実際に正方形の名刺を作る場合の注意点を考えていきましょう。
ここでは、オーダー先の決め方と、自分でデザインを行い、印刷のみ業者にオーダーする場合の例についてご紹介します。
オーダー先の決め方
正方形名刺を作りたいと思ったら、まずは印刷会社を決める必要があります。
特別に正方形名刺を専門(もしくはオプション)で製作している業者もありますが、そういったところを選ばずとも、どんな印刷業者でも製作自体は請け負ってくれるはずです。
しかし、その中でもどういった業者を選ぶほうが良いのか?
次の2つの条件の内、どちらかの条件に合致する業者であれば、問題なくおしゃれでかわいい正方形名刺を作ってくれるはずです。
正方形名刺がテンプレートにある印刷会社
正方形名刺を最初から取り扱っている業者では、それ専用のテンプレートが用意されている場合があります。
こうしたテンプレートを利用すれば、イチから自分でデザインをするよりも、遥かに手軽に正方形名刺が作れるでしょう。
紙質を豊富に揃えた印刷会社
正方形名刺のテンプレートを用意していない業者の場合は、自分でサイズ指定をしてデザインを作成する必要があります。
こうした場合は、名刺用に利用できる用紙の種類が、豊富に取り揃えられた業者を選ぶと良いでしょう。
正方形名刺の場合、イラストなどのビジュアルデザインで目立たせる方法もありますが、特殊な加工をされた紙を使うなど、手ざわりや色合いといった工夫も出来るのです。
しかし、正方形名刺のテンプレートを用意した業者の場合、紙質まで指定されている場合も少なくありません。
限られた範囲の中からでは、イメージにピッタリとあった名刺が得られないケースでは、豊富な用紙の中から好きなものを選んで、他のどこにもないオリジナルな正方形名刺を作ることをおすすめします。
正方形名刺をオーダーする際に決めておくこと
印刷業者に特殊な正方形名刺をオーダーする際、決めておかなければならないことは、大きく分けて次のとおりです。
- サイズ
- デザイン
- 紙質
それぞれについて解説します。
サイズ
通常のビジネスシーンで扱われる名刺のサイズは、91mm×55mmの長方形のものがほとんどです。
正方形名刺のサイズを決定する場合でも、このサイズ内に収まるようにすることが大切です。
というのも、自分で持ち歩く時、相手が持ち歩いたりファイリングしてくれる時、この一般名刺サイズを大きく逸脱していると、既存の名刺入れやファイルが使えないなど、デメリットのほうが大きくなってしまいます。
つまり、正方形名刺のサイズは55mm×55mmが最大のサイズとし、これ以上のサイズで作ることは、よほど特殊な事情がない限りは避けたほうが懸命です。
デザイン
一般的な長方形の名刺は、黄金比という比率を用いて作られることが多いでしょう。
>>名刺サイズは黄金比が基本|黄金比を意識したデザインの作り方
しかし、正方形の名刺の場合、こういった名刺デザインのセオリーを利用することがむずかしく、独特のセンスを要求されます。
この際に参考になるのが、同じく正方形のCDジャケットなどです。
特にイラストや写真をうまく取り入れたい人には、CDジャケットのデザインは大いに参考になるはずです。
紙質
デザイン自体をシンプルに構成したい場合などは、やはり紙質にこだわるのが、おしゃれでかわいい名刺を作る、1番おすすめの方法です。
用紙の実際の手ざわりや色合い、印刷のノリが確認したい場合には、大抵の印刷業者で用意された、無料の用紙サンプルなどを取り寄せてみると良いでしょう。
>>こだわりの名刺を作りたければ紙の種類へのこだわりを持とう
まとめ
この記事では、フリーランスのクリエイターなどが、初対面の相手に自身のブランドイメージをアピールできる、おしゃれでかわいい正方形名刺についてご紹介してきました。
サイズ感が一般的なビジネス名刺よりも遥かに小さい正方形名刺は、ロゴやイラストなどのビジュアルデザイン、または紙質にこだわって製作することが、デザインをセンスよくまとめるコツです。
また、限られたスペースを有効活用するためには、掲載情報の取捨選択などが必要なことは言うまでもありません。
こうしたポイントに注意しながら、ビジネスの場でライバルに一歩も二歩も差をつける、おしゃれでかわいい正方形名刺を手に入れてください。