おしゃれな力強い筆文字名刺で初対面を制する【男性フリーランスに大人気】

おしゃれな力強い筆文字名刺で初対面を制する【男性フリーランスに大人気】 コラム

ビジネスシーンにおいて初対面の相手とまず行う名刺交換。

その目的は、自身の身元を明示・保証するとともに、名前と顔を覚えてもらうために行います。

そのように考えた場合、小さな名刺1枚で渡した相手の視線と意識を引き寄せる、インパクトのある工夫は大切で、紙質やフォント選びといったところまでこだわって作りたいもの。

しかし、一見して活字とわかる既成フォントを利用するだけでなく、毛筆で書いた「筆文字」を取り入れれば、それだけでぐっと力強く個性的な演出ができます。

この記事では、近年男性フリーランスを中心に人気を得てきている、筆文字を利用した名刺の作り方について、メリット・デメリットとともにデザインのポイントについて解説しました。

おしゃれで力強い、個性的な名刺をお探しの方は、どうぞご注目ください。

インパクト抜群な筆文字で名刺を作ろう

インパクト抜群な筆文字で名刺を作ろう

どれだけ凝ったフォントを使っても、そこは活字の限界といったものもありますので、インパクトという点では筆文字にアドバンテージがあります。

そんなインパクト抜群な筆文字を利用した名刺の、メリットとデメリットについてまずは考えてみましょう。

筆文字名刺のメリット

筆文字を利用した名刺のメリットは、大きく考えて次の3つです。

  • 力強く個性的な文字で自身の名前をアピールできる
  • 日本古来の和のイメージで商談の場の話のきっかけになる
  • 他にはないオンリーワンな名刺である

筆文字名刺のデメリット

その反面、当然ではありますがデメリットも存在します。

  • 和のイメージが強く向いている業種・業態が限られる
  • デザイン性が高い分一見すると読みづらい
  • プロに頼むと製作費が高い

筆文字名刺の作り方

筆文字名刺の作り方

これらのメリット・デメリットを踏まえたうえで、実際の筆文字名刺の作り方を考えてみましょう。

これには3つの方法があります。

  1. 自分で書く
  2. プロの筆文字デザイナーに書いてもらう
  3. 専門業者のテンプレートを使う

どの方法にも一長一短はあり、かかる費用や手間も変わってきますので、それらをもう少し詳しく解説いたします。

自分で書く

もっともコストをかけずに済ますには、自分書くという方法があります。

この方法であれば、実際に名刺の印刷代以外には基本的に費用はかかりません

書くのが自分自身のため、イメージに合わせていかようにもアレンジすることができ、納得いくまで書き直したり、実際に名刺にした後から変更することも可能です。

しかし、当然のことながら字がうまい人でなければ選ぼうとは思わない選択肢で、腕に覚えのある場合でも、印刷のベースとなる1枚の作品を作り上げるには、それなりの時間と手間を要するでしょう。

ちなみにこの派生案として、業種によっては自身のお子さんが書いたヘタウマ調の手書き文字を屋号に利用するなどすれば、商談の場でのいい話のきっかけとなってくれます。

プロの筆文字デザイナーに書いてもらう

次にプロのデザイナーに依頼する、という方法があります。

世の中には名の知れた書家以外にも、筆文字を専門に制作するプロの筆文字デザイナーという職業があり、そういった人に依頼する方法です。

自分の名前とイメージを伝えるだけで制作してもらえるので、手間も時間もあまりかかりません。

ただし、名刺デザインに取り込む作業は別途自分で行うか、名刺印刷の業者に依頼する必要があります。

また、当然のことながらそれなりの費用はかかります。

金額や腕前はデザイナーによりまちまちですが、「ココナラ」のようなクラウドソーシングサービスをうまく利用すれば、数千円程度からという比較的安価な金額で書いてもらうことも可能です。

専門業者のテンプレートを使う

最後は筆文字名刺を専門に取り扱う業者に依頼する方法です。

これも費用はまちまちですが、名のある書家が筆文字を担当している業者では、それなりに高額な費用を用意しなければなりません。

しかし、そういった相手に通常個人で依頼することは難しいため、クオリティの高い筆文字で名前を書いてもらいたい場合などには、非常に有効な方法です。

また、筆文字名刺の専門業者ですから、名刺自体は既存のテンプレートに自身の情報を当てはめていけばよいので、手間はほとんどかからず筆文字名刺を手にすることができます。

筆文字名刺のデザインポイント

筆文字名刺のデザインポイント

専門業者のテンプレートを利用する場合であれば気にする必要はありませんが、自分で文字を書いたり、クラウドソーシングサービスで文字だけ発注した場合では、それをもとに名刺デザイン自体は自作することもあるでしょう。

その際、いくつか注意するデザインのポイントがありますので、ここではそれらについて詳しく解説します。

筆文字とフォントのバランス

筆文字で名刺を作るとはいっても、住所や電話番号、URLなどの細かい部分まで手書きの筆文字というのは、かえって判読性がさがりあまり現実的ではありません。

名前や社名・屋号などの1番目立たせたい部分だけを手書きの筆文字として、それ以外の情報は既存の印刷用フォントを利用するのが良いでしょう。

この場合に気を付けたいのは「どのフォントを選ぶのか」ということです。

筆文字とのバランスを考えると、フォントも「筆文字風」の毛筆体フォントなどを合わせるのが無難ですが、判読性を重視すれば「明朝体」や「ゴシック体」などのフォントも、工夫次第でうまく組み合わせることができます。

>>名刺をおしゃれに仕上げるためのフォント12選【選び方のNG例も紹介】

あえて表面は筆文字で名前だけ書く

おしゃれで力強い筆文字は「名前を伝える」という役割だけでなく、それ自体がデザイン要素も十分に兼ね備えているため、名刺デザインもその個性をいかしたモノとしたいものです。

そんな時はあえて表面を1枚の小さな半紙と捉えて、筆文字の名前だけを配するというのは、筆文字の個性をもっとも引き出したレイアウトだといえるでしょう。

フリーランスの方などで、屋号や職種を含めて表面に記載したい場合は、筆文字の脇に朱の落款のような文字を一緒に発注しておくのも良いアイデアです。

裏面は必要な情報を満遍なく記載する

表面を名前、もしくは名前と屋号・職種だけとした場合、その他すべての情報は過不足なく裏面に記載しなければなりません。

特にフリーランスのクリエイターなどの場合では、相手にアピールしたい発信媒体として、SNSアカウントなどを複数持っていることもあるでしょうから、まとめサイトを作ってQRコード化するなど、多くの情報をできる限りコンパクトにまとめる工夫が必要です。

>>【LINE、インスタ】QRコード入り名刺が便利な理由と名刺デザインのコツ

相性の良い紙質を選ぶ

せっかく個性的な筆文字でインパクトの強い名刺を作るのですから、用紙選びにもこだわりたいもの。

一般的なビジネス名刺に利用される用紙は、印刷のノリはいいものの表面に抑揚のない「コート紙」や「マット紙」「上質紙」などが利用されることが多いものです。

しかし、筆文字をいかすためには、和紙風の用紙や、エンボス加工されて表面に手触りのある、質感を持った用紙を利用することをおすすめします。

>>こだわりの名刺を作りたければ紙の種類へのこだわりを持とう

まとめ

この記事では、おしゃれで個性的な自己PRを演出できる、筆文字名刺について深掘りして解説してまいりました。

男性フリーランスの方々には特に人気の高い筆文字名刺は、その特性ゆえ使いどころは難しいかもしれませんが、うまく利用すれば強力なビジネスツールとなってくれるはずです。

ここで解説したポイントなどをよく理解したうえで、いずれかの方法でぜひとも個性あふれる筆文字名刺を、あなたのビジネスに取り入れてみてください。

タイトルとURLをコピーしました