無料で手作り名刺を作るテンプレートとおすすめの名刺用紙9選

無料で手作り名刺を作るテンプレートとおすすめの名刺用紙9選 コラム

できるだけコストをかけずに名刺を作りたい!

そう思った場合は、やはりパソコンとプリンターを用いて自分で手作りするのがもっとも安上りです。

さまざまな無料サービスを利用してデザインを作成すれば、用紙代とわずかなインク代のみで名刺を手作りすることができます。

手作り感のある自作名刺は、特に枚数をそれほど必要としない場合には有効な手段です。

ここでは手作り名刺のためのいくつかの注意点とアイデア、そしておすすめの名刺用紙をジャンル別にご紹介します。

味わいのある手作り名刺を手にしたい方は、どうぞ最後までお付き合いください。

無料サービスと家庭用プリンターで名刺を作ろう

無料サービスと家庭用プリンターで名刺を作ろう

近年は家庭用プリンターの性能アップに加え、さまざまな名刺用紙が販売されていることもあり、オフィスや家庭でも手軽に高品質な名刺を手作りすることができるようになりました。

しかし、こうしたハード面がいくら性能アップしたとしても、肝心のデザインを行うのは人間であり、そこがセンスの問われる部分でもあります。

名刺作成にかかる費用をできるだけ抑え、なおかつこうした問題を補うためには、無料で使える名刺作成のためのサービスを利用するのが近道。

名刺作成サービスを使うメリット

ネットやスマホで利用できる名刺作成サービスでは、さまざまなプロがデザインした名刺のテンプレートが用意されています。

これをそのまま、もしくは色替えや独自のロゴ挿入などのわずかなカスタマイズを行うだけであれば、大した手間やスキルも必要とせずセンスのいいデザインの名刺を手にすることができます。

しかも最近はそういったサービスのほとんどが無料(印刷料などは別途)で使えるモノも多く、それらのサービスを使えばデザインだけはコストをかけずに手作りできるのです。

>>背景入り名刺のデザインポイントとイラストや画像のおすすめ無料素材サイト11選

名刺を安上りに手作りする際の注意点

ソフト自体は無料で使えるサービスを利用するからよいのですが、できるだけ安上りに仕上げるためには注意すべきこともあります。

それは、「ベタ塗りの少ないデザイン」を選ぶこと。

家庭用プリンターの性能が上がり印刷のできばえが美しくなっている分、インクの使用量というのはバカにできません。

そして、近年はプリンターが安くなっている分、インクジェットのカートリッジがもっともコストがかかるといったケースも少なくなく、ベタ塗り部分がほとんどのデザインでは案外インク代がかかってしまうのです。

手作り名刺のための無料サービス2選

手作り名刺のための無料サービス2選

それではここで、名刺を手作りする際に利用したい無料デザインサービスを2つピックアップしてご紹介します。

どちらのサービスも家庭用プリンターで名刺用紙を利用して印刷する分には、デザインの使用料などは一切かかりませんので、安心して利用してください。

ラベル屋さん

3M社が発売するラベル用紙の最大手A-one(エーワン)で印刷することを前提とした、無料で使えるラベルとカードの作成ソフトです。

エーワン製品専用のソフトなため、エーワン名刺用紙を利用する限りはほとんど特別な設定など必要なく、豊富なデザインテンプレートを選ぶだけで利用可能。

Web版とモバイル版アプリが用意されており、特にWeb版はインストールなどの必要もありません。

>>ラベル屋さん公式サイト

*A-one、エーワン、ラベル屋さんは、3M社の商標です。

CARDie

おしゃれな名刺デザインが無料で手に入る!新サービス【カーディ】ってなんだ?

印刷会社である株式会社レスタスがリリースした、無料名刺作成サービスです。

基本は名刺印刷を注文するために用意されたテンプレートが並んでいますが、デザインの利用だけであればすべて会員登録するだけで無料で利用できます。

それだけでなく、近年注目されるWEB名刺や家庭用プリンター向け印刷用データのダウンロードまで、印刷以外の機能はすべて無料

枚数が少ない場合はデータを利用して手作りで、枚数が多い場合はそのまま印刷を発注といった、ニーズに合わせた使い方ができるのも便利です。

>>無料で使える名刺作成ツール【CARDie】

家庭用プリンター対応おすすめ名刺用紙

家庭用プリンター対応おすすめ名刺用紙

それでは家庭用のインクジェットプリンターで手作りできる、おすすめ名刺用紙をご紹介します。

現在名刺用紙は各社ともに多種多様なタイプが発売されていますが、ここでは先に紹介した【ラベル屋さん】と【CARDie】の両サービスで利用できるよう、A-one製品からのピックアップとしました。

レギュラータイプ

一般的なビジネス名刺に良く合う、プレーンなスタイルの用紙です。

高級感のあるタイプ

厚みがあったり特殊加工が施されていたり、一般タイプよりもより高級感を感じられる用紙です。

個性的なタイプ

透明な用紙やメタリックな用紙まで、個性を主張できる一風変わった用紙です。

手作り名刺のためのデザインアイデア

手作り名刺のためのデザインアイデア

手作りした名刺がどれだけ高品質になったとはいっても、印刷会社で作った名刺と比べると、どうしても手作り感が出てしまうのは否めません。

そこでここでは、そんな「手作り感」を逆手にとって、プライベート名刺などには有効な個性的名刺デザインとするためのアイデアをご紹介します。

どれも100円ショップなどで売っている安価なアイテムを使ってできる手法ですので、気軽に試してみてください。

スタンプを押す

ちょっとしたアクセントとしてカタチのかわいいスタンプを押せば、かんたんに個性的な名刺を量産することができます。

色とりどりのスタンプを使って、オンリーワンの1枚を手作りしてください。

シールでデコる

キラキラのシールなども、個性的なプライベート名刺には欠かせないアイテムです。

センス良く貼りこんだシールで手作りされたデコ名刺は、オフ会などでキラリと目立つアイテムとなること間違いなし。

ただし、貼りすぎには注意してください。

型抜きをする

1穴だけのパンチのように、ハート型や葉っぱの形などを名刺に型抜きできる「クラフトパンチ」

名刺の片隅にさりげなく開けられたかわいい型抜きで、プライベートだけでなくオフィシャルでも使える、おしゃれでスタイリッシュな名刺が手作りできます。

まとめ

パソコンと家庭用プリンター、そして無料ソフトを利用して名刺を手作りする方法についてご紹介してまいりました。

こうした手作り名刺の一番のメリットは、1シート(10枚)から作れるところ。

20~30枚程度の名刺であれば、こうした手法を用いて手作りしたほうが、圧倒的に安く済むことは間違いありません。

ただし、枚数が100枚を超えるような場合では、ほとんどのケースでは最近の安価なネット印刷のサービスに注文したほうが、かえって安くなる場合もあります。

最終章で紹介したデコ名刺なども、枚数によってはベース自体は印刷屋に頼んで、デコだけ手作りで個性を追加するといった手法の方が、コスト的には効率的です。

自身のニーズと求めるモノを見極めて、手間とコストのバランスに留意したベストな選択を行ってください。

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