手書き名刺で初対面から好印象を引き出そう!作り方とデザインのアイデア3選

手書き名刺で初対面から好印象を引き出そう!作り方とデザインのアイデア3選 コラム

ビジネスで数多くの名刺交換をする人など、貰った名刺を整理している時など、手にした名刺を見て「これって誰だっけ?」と思った経験は、1度ならずあると思います。

これは逆にいえば、あなたの名刺も数多くの名刺に埋もれ、同じことを思われている可能性があるということです。

  • 初対面で相手の目を引く印象的な名刺が欲しい
  • 取引先に絶対に覚えてもらえる名刺が欲しい
  • 名刺ファイルに並んでいても忘れられない個性的な名刺が欲しい

こんな時は、手書き文字を使った名刺はいかがでしょう。

「名刺というのは、基本的にすべて印刷された文字(活字)でデザインされている」

こうした常識を逆手に取り、手書き文字をうまく活かせば、他の名刺とは一線を画す印象的な名刺となることは間違いありません。

この記事では、そんな手書き文字を名刺に使うアイデアと、実際に利用する場合のコツについて解説します。

ライバルから頭ひとつ抜きん出る、個性的かつ印象的な名刺を欲しいなら、どうぞ最後までお付き合いください。

手書き文字の名刺はインパクト抜群

手書き文字の名刺はインパクト抜群

すべてが活字の名刺の中にあって、手書き文字を使った名刺というのは、実際に人の目にどのように映るでしょう。

ここではまず、手書き文字名刺のメリット・デメリットについて、改めて確認しておきます。

手書き文字名刺のメリット

手書き文字名刺が持つメリットは大きく考えて3つ。

  • 初対面の相手に「ハッとさせる」インパクトを持っている
  • 手書き文字の持つやわらかい雰囲気で自己のブランドをアピールできる
  • 話のきっかけとなり名刺交換の場をなごませる

手書き文字名刺のデメリット

では逆に、手書き文字名刺のデメリットはどのようなものがあるでしょう。

  • 乱雑な印象を与える
  • オフィシャルなイメージが少なく職種によっては逆効果
  • ヘタで書きなぐった文字だとかえって印象を悪くする

手書き文字がおすすめな名刺ジャンル

こうした手書き文字名刺の持つメリット・デメリットを考えた場合、手書き文字名刺が向いた職種やジャンルというのは、どのようなものが考えられるでしょう。

これは、名刺の内どの程度の部分を手書きとするかによっても、大きく違います。

  • 名刺の余白に相手へのメッセージを書き記した名刺
    ⇒営業職など、日々自社・自身のサービスや商品を売り込む職種
  • キャッチコピーなど名刺の1部をスキャンした手書き文字で印刷した名刺
    ⇒フリーランスのクリエイターなど自分自身を商品として売り込みたい場合
  • 名刺の全部をカラフルな手書き文字で書き上げた名刺
    ⇒同人名刺などプライベートシーンで利用する名刺

>>同人名刺を自作して<オフ会・ファンイベント>を制す!5つの必勝法解説!!

手書き文字を使った名刺のアイデア3選

それでは実際の名刺に手書き文字を流用するための、デザインアイデアとそのコツについてご紹介します。

  • 1枚1枚手書きで作る名刺
  • 手書き文字をスキャンした名刺
  • 名刺の余白にメッセージを手書きで記載した名刺

これら3つのケースに分けて考える、それぞれのデザインと利用シーンのポイントは、次のとおりとなります。

1枚1枚手書きで作る名刺

100均素材などをうまく活かし、1枚1枚を手書きで作った名刺の最大のメリットは、圧倒的なインパクトを与えられることです。

しかし反面、どうしても軽い感じに見えることは否めません。

また、製作に手間がかかることもデメリットといえるでしょう。

そんな完全手書き名刺を活かすシーンは、やはりプライベートな同人名刺です。

デザインのコツと作り方のポイント

オフ会などの限られた機会でしか使わない同人名刺であれば、そこまで大量の枚数が必要となるわけではないでしょう。

そんな同人名刺だからこそ、1枚1枚を手書きで作ることも可能というわけです。

どうせなら、ペンネームやハンドルネームといった、ある意味普段の自分とは違う「自分」というキャラを存分に売り込むために、思い切りキラキラでド派手な名刺を作るのがおすすめ。

名刺サイズのカードなどに、カラフルなカラーペンやデコシールを使って、センスのおもむくまま自由な発想でアートに攻めましょう。

手書き文字をスキャンした名刺

ビジネスで使用する名刺であれば、1枚1枚手書きにするなどという手間は、そうそうかけてもいられないでしょう。

そんな場合は手書き文字をスキャンデータに起こし、それを名刺デザインに盛り込んで作成します。

筆や筆ペンで書いた名前を堂々とレイアウトしたり、自身のキャッチフレーズをペン習字で流麗に表現したり、特にきれいな字に自身のあるフリーランスの人などには、おすすめの方法です。

自分の字に自信がない人は、字のうまい知人に書いてもらったり、手書き文字専門のデザイナーに書いてもらうのも良いでしょう。

ビジネスシーンでパッと目を引く、インパクトのある名刺となること間違いなしです。

デザインのコツと作り方のポイント

手書き文字を名刺デザインに流用する場合には、スキャナーで取り込んでデータを作ります。

その際、最低でも300dpi程度の解像度を持ったデータにしないと、印刷の際きれいに再現ができません。

手書き文字を書く場合には、実際の名刺サイズで書くのではなく、少し大きめの文字を書くようにすると良いでしょう。

データに取り込んだ手書き文字は、大きさや色を変えることも自由自在です。

PhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトを使えば、細部の調整などに多少の修正を加えることもできます。

名刺の余白にメッセージを手書きで記載した名刺

あらかじめ余白を多めに取った名刺を用意しておき、そこに相手に合わせたメッセージを、1枚1枚手書きで記載した名刺です。

1つ1つのメッセージが、相手への個人的なたった1つのメッセージとなっているため、ビジネスシーンで大きなインパクトとなってくれるでしょう。

日々たくさんの人と名刺を交わす営業職には、特におすすめの名刺です。

ちょっとしたワンポイントだけでも、手書きの文章が入っているとホッとした印象を受けるのは、年賀状などを思い出してくれれば想像がつくと思います。

デザインのコツと作り方のポイント

名刺の裏面をメッセージ欄として用意した名刺はありますが、初対面の相手にインパクトを残す名刺を作る場合、大事なのは「必ず表面に書く」ということです。

受け取った相手のファーストインパクトを引き出さなければ意味がありませんので、簡潔で短いメッセージを、必ず表面の余白に書き記すようにしましょう。

ポイントとしては

  • 相手の職種や立場を想像して書く
  • 自分の想いを素直に書く
  • 1文字ずつていねいに書く

といったことが必要です。

ただし、仮に自分の名刺であったとしても、メッセージなどを相手の目の前で手書きするのは、ビジネスマナー上失礼にあたるとされていますので、必ず事前に準備しておくようにします。

>>【名刺交換のビジネスマナー】社会人はスマートな名刺交換ができて一人前

まとめ

活字で構成されることがあたりまえな名刺の中にあって、手書き文字が使われた名刺というのは、もらった相手の目を引くインパクトを与えることはまちがいありません。

この記事ではそんな手書き文字名刺のメリット・デメリット、さらに実際に手書き文字を名刺に流用する際の、アイデアとデザインのコツについて解説してまいりました。

手書き文字を使った名刺を用意する場合は、いずれのケースでも共通して大切にすべきなのは「1文字1文字ていねいに相手への敬意を持って書く」ということです。

この意識を持って作られた時にはじめて、手書き文字というあたたかなメッセージが伝わる、相手の心にインパクトを残す名刺が生まれるのです。

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