名刺をネットで注文する際の注意点|PC自作やコンビニ製作との比較

名刺をネットで注文する際の注意点|PC自作やコンビニ製作との比較 コラム

名刺を作成しようと思った時、あなたならどんな方法を選びますか?

最近ではネットで注文をする人が増えていると思いますが、それはなぜでしょう。

結論から言えば、名刺の印刷はさまざまな理由から、ネットで注文することを1番におすすめします。

この記事では、そんなネットでの名刺印刷の注文について、他の手法との比較をしながら、メリット・デメリットをご紹介してまいります。

手間やコスパを考える上でも、非常にすぐれたネット印刷の良さをぜひ感じ取ってください。

名刺を注文するにはネット注文が断然お得

名刺を注文するにはネット注文が断然お得

名刺を製作する方法は、パソコンでの自作をふくめ、さまざまな方法がありますが、やはり1番お得なのはネットでの注文です。

それは、手間などの人的コスト、価格的優位性といった点からも明らかですので、名刺を製作しようと思った時は、ぜひネット注文を検討してみてください。

それでは、名刺を製作する場合の注文先について、それぞれの特徴を見ていきましょう。

パソコンで自作

パソコンで自作

まずは、自宅やオフィスのパソコンとプリンタを使って製作する場合について解説します。

メリット

  • 自分のペースで作業ができる
  • 少部数で製作できる
  • 欲しい時にすぐ手に入る

デメリット

  • デザインを自分でやらなければならない
  • インクや紙代が高い
  • 手間がかかる

こんな人におすすめ

多少なりとも名刺のデザインについて知識やセンスのある人が、少部数の名刺を製作する場合にはおすすめです。

在宅のフリーランスで必要な枚数が少ない場合、業者に発注するよりは遥かに手軽に作成できるでしょう。

アプリ&コンビニ

アプリ&コンビニ

専用のアプリを用いたり、パソコンで製作した名刺のデータを使って、コンビニのプリンタで印刷する方法です。

サービスによってはあらかじめテンプレートが用意されていたり、既存の名刺をスマホなどのカメラで読み取り、それを元にアプリで名刺を複製することができる場合もあります。

メリット

  • プリンタを保有する必要がない
  • 家庭用プリンタより印刷クオリティが高い
  • 1枚から印刷できる

デメリット

  • 会員登録が必要な場合がある
  • サービスのあるコンビニが限られる
  • わざわざコンビニまで行く必要がある

こんな人におすすめ

営業マンが出先で名刺を切らしていることに気づいたなど、急な利用が必要な人には非常に便利なサービスです。

また、自宅にプリンタを保有していないフリーランスや、普段は名刺が必要ない在宅ワーカーには特におすすめします。

>>おしゃれ名刺は手軽にスマホで!スマホだけで名刺が作成できるサービス3選

町の印刷屋

町の印刷屋

スーパーの一角や、町中に店舗を構える昔ながらの印刷屋で注文する方法です。

豊富なテンプレートの中からデザインを選ぶことで、手軽にイメージに合った名刺を作成することができます。

デザインを同時に請け負う印刷屋であれば、オリジナルの名刺を注文することもできるでしょう。

メリット

  • 対面で注文できるので知識がなくても質問がしやすい
  • 印刷イメージや紙質を直接確認できる
  • 手書きのメモからでも製作してもらえる

デメリット

  • わざわざ店舗まで出かけなければならない
  • 店によってデザインセンスが異なる
  • 費用が高い

こんな人におすすめ

店舗を構えているサービスである以上、それなりの費用はかかりますが、印刷イメージの実物を確認できるため、気軽に注文することができます。

そのため、ネットの扱いが苦手な人、どうしても直接目で確認してから注文したい人には、特におすすめできる注文先です。

ネット印刷屋

ネット印刷屋

豊富なテンプレートの中から自身のイメージに合うものを選んで、必要な情報を注文フォームに記入するだけで、かんたんに高品質の名刺が手に入るサービスです。

または、用紙と枚数のみを選んでオリジナルデータを入稿して印刷するタイプのサービスもあります。

メリット

  • 店舗を構えない分コストがかからず、印刷代が安い
  • パソコンで発注するだけですべてのプロセスが完了するため手間がかからない
  • 複数の印刷業者、デザインを比較検討できる

デメリット

  • 完成イメージがパソコン画面上でしか確認ができない
  • 郵送の手間があるため、納品まで時間が必要
  • オリジナルデザインの入稿にはスキルや知識が必要

こんな人におすすめ

ネット印刷業者自体が無数に存在し、各々が保有するデザインのバリエーションは、それこそ星の数ほどあります。

そのため、多くのデザインを比較して製作したい人にはもっともおすすめです。

また、部数によっては他の注文方法よりは圧倒的に安価に製作ができるため、ある程度の枚数(およそ100枚以上)の名刺を、なるべく安く手に入れたい人はネット印刷屋を選択すると良いでしょう。

デザインや装丁、意匠を凝らした特殊なオリジナル名刺などは、ほとんどネットでしか取り扱っていないため、そういったオンリーワンの名刺を求める人にも、ネット印刷屋は力強い味方です。

名刺をネット注文する際の注意点

名刺をネット注文する際の注意点

このように、さまざまなメリットがあるネット印刷屋への名刺注文ですが、いくつか気をつけたい注意点があります。

ここでは、それらの注意点に関して、もう少し深く考えてみましょう。

サンプル用紙を注文

注文から納品まで、すべてネットで完結するシステムのため、ネット印刷屋で名刺を作る場合には、実際の名刺サンプルを手に取って確認することができません。

そのため、インクを載せた時の発色の状態などは、パソコンの画面でしか確認ができずに、実物とは多少イメージが異なる場合があります。

さらに、用紙の手ざわりや質感などを確認することができないため、注文の前には用紙サンプルを取り寄せることをおすすめします。

ほとんどの業者では、こうした用紙サンプルを無料で用意していますので、うまく利用すると良いでしょう。

デザイナーに任せるにはイメージを明確に

既存のテンプレートを利用して、発注フォームに入力するセミオーダーシステムではなく、完全にオリジナルの名刺を製作する場合は、デザインの完全版下を用意する必要があります。

デザイナーがいるような印刷業者であれば、それ自体を任せて発注することもできますが、特に安価で印刷のみ請け負う業者の場合は、デザイン自体を自前で用意しなければなりません

その場合、自分でデザインをするか、他のデザイナーに発注するかを選択しなければなりませんが、いずれにしてもデザイナーに任せる場合には、自身のイメージを明確にしておくことが必要です。

そのイメージをなるべく分かりやすく言語化し、または手書きのラフを用意するなど、できるだけ具体的な完成イメージを伝えて、デザイナーの創造力を刺激することが、クオリティの高いデザインを手にするコツとも言えます。

>>美しい名刺はデザイナーに依頼しよう!デザイナーの価格相場と依頼時の注意点

オリジナル名刺は入稿データを確認

自身でデザインを用意する場合、あるいは印刷業者以外のデザイナーに頼む場合でも、あらかじめ印刷用の入稿データのファイル形式などを確認しておく必要があります。

大抵の業者で扱えるIllustratorなどのファイル形式は、デザイナーであればほとんど問題なく対応できるとは思いますが、自身で他のソフトを用いてデザインを用意する場合などは、特に注意が必要です。

まとめ

この記事では、名刺を作成する場合の発注先を、自作の場合を含めて比較紹介してまいりました。

  • パソコンで自作する場合
  • アプリ&コンビニで製作する場合
  • 町の印刷屋に注文する場合
  • ネット印刷屋に注文する場合

これらの方法の比較検討した結果から見ても、人的作業負担、コストパフォーマンスなどの点で、ネット印刷屋への注文が、もっともバランスが取れた注文方法と言えるでしょう。

そうはいってもそれぞれにメリット・デメリットは存在しますので、そういった点をよく理解して、自らの名刺製作に最適な注文先を選択してください。

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